バツイチ子持ちのかたが再婚するために必要な心構えとは、どのようなものがあるでしょうか。男性と女性では経済力の面などで違いはありますが、「お子さんの幸せを最優先する」という意味では同じ。それぞれの立場からチェックしていきましょう。
子育てしながら働く女性は、「いつかは再婚したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。経済的にも肉体的にも、なにより精神的にも女性がひとりで子育てしながら仕事を持つのは、とても大変なこと。
子連れでの再婚にはあらかじめ確認すべきことや注意しなければいけないことがいくつかあります。ではバツイチ子持ち女性が、婚活する際に気をつけるべきことを見てみましょう。
再婚が珍しくなくなったとはいっても、シングルマザーの女性が20代や30代前半の独身女性と同じ場所で戦うのは、やはり不利というもの。いたずらに自信を失うようなことがないように、「シングルマザーが主役となる企画を選ぶ」ということがいちばんのポイントです。
お見合いパーティーでも結婚相談所でもシングルマザー向け、バツイチ子持ちの女性に理解のある(再婚相手として選択肢に入れてくれる)男性が参加している企画を選びましょう。はじめから子持ちであることを肯定的にとらえてくれる男性をターゲットにすれば、再婚に向けて無駄足を踏む可能性は低くなるはず。たとえばこんな選択肢があります。
ただ、最終的にはお子さんとの相性を考えなくてはなりませんので、できれば相手の表情や話しぶり、人生観などを直接確認できるお見合いパーティーや、子持ち女性の再婚をお膳立てしてきたプロのアドバイスが得られる、完全仲介型の結婚相談所がおすすめ。
ちなみに、バツイチ女性1,000人に行なったアンケートでは、婚活方法のうち、成功率が高かったものは「会社関係者」「習い事・趣味・サークル」「結婚相談所」でした。
これまでの悩みや将来への不安、お子さんのことなど話を聞いてもらえるだけでも、前向きな気持ちになれます。なにより心に留めておいてほしいのは、「再婚ありきで必死に相手を探すのではなく、お子さんとあなたの理解者を求める」というスタンス。その心のゆとりが、子持ち女性の再婚を成功に導くカギだと思います。
新しいパパができることがお子さんの幸せに結びつくのかどうか、お子さんの気持ちを考えずに再婚したくはない、と考えるシングルマザーも少なくないと思います。子育てしながら働いているバツイチ子持ち女性なら、「再婚は目指したいけれども、そう簡単なことではない」とだれもが感じたことがあるでしょう。
そんななかでも前向きに再婚を検討したいお相手と出会えた場合、恋愛に走り出す前の冷静な状況下で、まず「子どもとしっかり向き合ってくれる相手かどうか」をチェックしましょう。まだ候補者のひとりという時点で、お相手を見極められるといいですね。
さらにもうひとつ大切なことは、「お子さんのせい」にしないこと。子育てにはパパが必要だから、経済的な支えがほしいから…という打算的な考えだけで再婚を目指したり、経済的な条件ばかりを求めたりすると、かえって良くない結果を招きかねません。第一に考えなければいけないことは、お子さんとご自分がそのお相手とともに「幸せな家庭を築けるかどうか」ということ。再婚相手との間にお子さんができた場合、連れ子を同じように慈しんでくれる男性かどうか、できればいろいろな質問を投げかけて判断するのが理想です。
離婚時に親権を放棄する母親は非常に少なく、男性が養育費を支払うケースが典型的といえますが、なかには男手ひとつで幼い子どもを育てているシングルファザーもいます。育児や家事が得意というパパさんも増えてはきましたが、離婚した男性10人のうち7人もが再婚するというデータもあるように、小さな子どもには母親が必要…と子連れでの再婚を望むようになる男性がほとんどなのではないでしょうか。
それでは、子連れで再婚したいと考えている男性が婚活時に気をつけるべきこととは、どのようなことなのでしょうか。
大前提として言えることは、「付き合っている男性が子持ちであることに理解を示す女性」を選ばなければ再婚は成功しない、ということ。若い独身女性の多くは子持ちの男性ということがわかったとたん、引いてしまうものですし、いきなり子どもの母親になるという展開を受け入れられる女性は、めったにいないかもしれません。
このリスクを回避するためには、はじめから「子持ち男性でもOK」な女性にアプローチすること。婚活サイトや婚活パーティーでも条件が絞り込まれるものの探すことはできますが、小さなお子さんがいる場合などは圧倒的に結婚相談所が有利。再婚者向けのコースが設置されている大手結婚相談所であればケーススタディはばっちりですし、細かな相談にものってくれます。ただし再婚相手として若い独身女性ばかりをターゲットにしていると、いつまで経ってもうまくいかない可能性もあるので要注意。
女性の側にもう子どもが望めない年齢であるとか、子ども好きな女性であるなど、子連れ男性への理解が得られるようなタイプの女性と出会えれば、再婚はグッと現実味を増してくると思います。子連れ同士が再婚してうまくいくケースもありますので、あまり理想ばかり追い求めず、再婚を成功させてきたプロの言葉に耳を傾けることが大切です。
最初にご自分の胸に手を当てて考えていただきたいのは、「子どもにはママが必要だから再婚したい」のか、「伴侶を得て温かい家庭を築きたい、今度こそ奥さんを幸せにしたい」と考えているのか。もしも前者である場合、相手の女性への配慮を欠かないように気をつけましょう。再婚して母親の役回りだけがのしかかってくる…というイメージを抱かれないよう、「夫婦としてのビジョン」を相手の女性に示してあげる誠実さが女性へのアピールにもつながります。また、お互いに子連れ再婚の場合にも同じことがいえると思います。
結婚相談所に入会すればこのようなアドバイスを受けながら婚活していけますので、お子さんを連れて無料カウンセリングが受けられる結婚相談所に、一度エントリーしてみても損はないと思います。
いいな、と思う女性が現れたら、タイミングを見計らってご自分の現状についてきちんと説明しておくことをおすすめします。いざ再婚、というところまで話が進んでから、「そんな話聞いていなかった」と破談になるよりも、隠しごとをせず正直に伝える勇気が必要。
そして子どもを紹介するタイミングについても、まず相手の気持ちを確認してから決めるようにしましょう。バツイチ子持ちの男性が再婚前に伝えるべきことは以下の3つ。
【子どもの親権】、【子どもの年齢】、【子どもとの同居の有無】、【子どもの戸籍】、【元妻や子どもとの今後の関係】(養育費、面会の頻度、連絡方法)など、現在のご自分の状況をうそ偽りなく説明すること。
子どもが成人するまでにひとり1000万~2000万円ものお金がかかるといわれています。結婚式を挙げるのであればその費用も考えなくてはなりません。お金がすべてとは言いませんが、経済力のない男性に魅力を感じる女性はほとんどいない、というのが現実です。
仮にあなたの再婚相手が若くて初婚の女性だったとします。おそらくその女性の家族は、年上のバツイチ子持ちの男性との結婚(あなたにとっては再婚)に猛反対するでしょう。もしくは相手の女性もバツイチで子連れ再婚だとしたら、あなたのご家族が反対するかもしれません。成人した息子や娘が、再婚に異を唱える可能性もあります。できるだけ早い段階で、こうした問題をふたりでクリアして、互いの家族から応援してもらえるような再婚を目指しましょう。
成功率の高い婚活方法で始める!
バツイチにおすすめの
結婚相談所
※3社の選出基準
・30代以上のお姉さん世代のみが入会可能な「アネ婚」
・全国支店数が最も多い(119支店)「ノッツェ.」
・再婚専門かつ出張カウンセリング可能な「東京プロポーズ」