シングルマザー(母子家庭)の婚活、結婚事情について調べてみました。再婚したい子連れシンママの人のために、子連れ再婚が増えている理由や先輩カップルの成功失敗体験談、子供のために考えるべきこと、もう一度幸せになるためのポイントなど、盛りだくさんの内容でお届けします。
【目次】
いま、結婚して夫婦になるカップルが年間約63万5000組。離婚は22万5000組にもなっています(2015年厚労省の人口動態調査)。結婚した夫婦の約35%(3組に1組)が離婚する計算ですね。
そして、新しく生まれる夫婦63万組ですが、その4分の1にあたる約16万組において、男女のいずれかまたは両方が再婚者とされています。毎年これだけ再婚する人がいるのですから、シングルマザーで結婚する女性も相当な人数いると考えられます。子連れでの交際・再婚は難しい、うまくいかないとイメージされがちですが、このデータを見ると決してそんなことはないということがわかります。
大手結婚相談所のオーネットによると、成婚した2333組のうち、約3割の684組が再婚カップルとのこと。さらに、30代会員の4人に1人はバツイチで、女性の半分には子供がいるそう。オーネットの会員データをチェックすると、約2万人の女性会員がいて約13%が離別。つまり、約2600人の会員がバツイチということになります。
日本は年々離婚者数が増え続けていますが、その分再婚件数も増加傾向。一度は結婚で失敗したかもしれませんが、子供の将来を考えると、再婚という形に行きつくのだと思います。
そもそも離婚自体が珍しくなくなっていることもあり、子連れシングルマザーとの交際や結婚も当たり前になってきています。これは、各種の調査結果からも分かっています。
マイナビウーマンが独身男女にしたアンケートによると、子連れバツイチ女性でも交際・結婚対象になると答えたのは、全体の約半数である47.9%。博報堂生活総研によると、子連れシングルマザーでも構わないと思う人は平均で27.4%。結婚相談所のオーネットの調査では「子連れシンママが結婚対象となる」と答えた男性は約35%にもなるという結果が出ています。
子供がいるシンママとの恋愛や結婚について、男性に話を聞いてみました。子連れということへのイメージや、超えるべきハードルをどのようにとらえているのでしょうか?
仕事に子供の育児に忙しいシングルマザー。いつか再婚したいけど(特に専業主婦だった場合)出会いもないしいい人もいないし、どうやったら再婚できるのか…難しいと悩む女性は少なくありません。そこで、子供がいるシンママでも婚活しやすい人気の方法を紹介します。
結婚相談所は入会金が必要なため、一定の経済力がある男性しかいません。身元証明や独身証明も必要なうえ、全員が強く結婚願望を持っているため、婚活サイトやお見合いパーティーよりも確実で質の高い出会いが期待できます。
それぞれ順番に解説します。
結婚相談所に登録する男性は、一般的に年収が高い傾向があります。結婚相談所の利用自体にお金がかかることからも想像できますね。
また男性側も、女性のプロフィールや条件を事前に把握したうえでマッチングするため、当然、子連れであるということにも理解をしたうえでやり取りに進みます。
いつどんな人と出会うかわからない合コンなどと違い、条件やプロフィールを登録したうえで、プロのカウンセラーが条件に合うと思われる人を紹介してくれます。
当然、バツイチであったり、シングルマザーであることなど、本音を包み隠さず話したうえで、そういった条件も踏まえたうえで会いたいと希望してくれる男性とマッチングできますので、子供の育児なども含めお互いのことを理解できる人と知り合うきっかけになるはずです。
当然男性側に対しても、コンシェルジュがつき、アドバイスやマッチすると思われる女性を紹介しています。
引っ込み思案で、仕事や子供の育児が忙しく時間が無くて、という女性に対しても、登録さえしておけば交際のきっかけが巡ってきます。
結婚相談所はお金を払っても本当に婚活がしたいという意志を持った人同士が集まる場所。
ほかの婚活方法に比べ本気度が高い人が多いですので、必然的に交際に発展するまでの期間は短くなる傾向があります。
会社によってかかる費用やその項目には違いがありますが、一般的には、初期費用、月会費、成婚料などがかかることが一般的です。
お金がかかる分、婚活の本気度が高い人しかいないというメリットはありますが、ここは天秤にかける必要がある注意点です。
どの結婚相談所にもプロのカウンセラーはいますが、最終的には人と人との関係なので、相性の良し悪しは関わってきます。身の回りの結婚相談所利用経験がある人や、ウェブ上での口コミ情報などをよく調べ、自分に合っていそうなのがどこなのかを見極める必要があります。
空いた時間で気軽に相手探しができるのが特徴です。プロフィール登録時には、子供がいるシングルマザーでもOKという人を選択できますし、相手側も子連れであることを理解したうえで検索が可能。会員数が多いサイトなら、出会いや交際のきっかけを増やすことができます。
自分の都合が良い日時を選べるため、子供を預けて参加できます。昼間で開催している婚活パーティーもあり「シングルマザー向け」や「子連れに理解がある人限定」といった企画も。1度に出会える人数が多く、婚活サイトよりも効率的に相手探し・きっかけづくりができます。
バツイチ子連れの女性が、再婚を考えてこれから婚活しようとするなら、気を付けておきたいことがあります。
再婚をするということは、相手には子供の父親になってもらうということ。子供のためを思うがあまり「この人は良い父親になってくれるのかな?」という気持ちで相手を見がちです。それ自体は当たり前の感情だと思います。ただ、初婚で失敗しているからこそ、シンママ自身が相手を好きになれているかが大切。これからもずっと、相手を愛する気持ちを持ち続けていないとうまくいかず、再び同じ失敗をしかねません。
お母さんといっても、そこは女性。好きになった相手と結婚するのがイチバンの幸せのはずです。「子供を守るために再婚する」のではなく「子供と一緒に幸せになるために結婚する」と考えましょう。
子供が2~3歳ぐらいの年齢なら、再婚相手とうまくいく可能性が高いです。子供自身もパパが欲しい年齢ですし、子供に懐かれることで男性にも父親としての自覚が芽生えます。また、高校生以上の年齢でもうまくいきやすいとされています。精神的に大人に近づき、親の再婚に理解ができる年齢になるからです。
一番難しいのが、子供が思春期(小学生高学年~中学生)の期間。何に付けても反抗的になりやすい期間で、いきなり家にやってくる男性に理解を持てなくなり、うまくいかないケースがあります。解決には時間が必要です。再婚相手の男性には、下手なアピールはしないようにしてもらってください。子供は頭では理解しようとしますが、どうしても嫌という気持ちの部分が先行します。この気持ちの部分は、ある程度の年齢にならないと落ち着かないため、長い目で見てお付き合いしていきましょう。
いくら今付き合っている男性が素敵でも、子供には前の旦那の悪口や批判はしないようにしてください。子供にとっては、離婚しても父親には変わりません。離婚を経験しているのはお母さんと子供の両方なのです。親の悪口を言われるのは、子供としても嫌な気持ちになるでしょう。新しい父親となりうる人に好印象を持たれることもありません。
正確には再婚を焦らないとも言えます。相手としっかりした関係性を築き、この人だったらうまくいきそう・もう一度結婚したいと思える人ができても、ちょっと立ち止まってください。連れ子の年齢によっては強く反対をされる可能性があります。お母さんの気持ちとして、早く子供に父親の愛を与えたいと考えるのはもっともなこと。
ですが、子供の年齢を考えてタイミングを待つという選択肢があることを思い返してください。子供に意見を聞くとしても、前の夫と比較するような聞き方はやめてください。お母さんから「この人、すごくいい人なんだ」と言われれば、子供はお母さんに気を使って本当の気持ちを隠してしまうでしょう。それだけ、子供は親のことを心配しているのです。なるべく素直な気持ちを確認するために、前の夫の話はせず再婚することに対する意見を聞いてみてください。
交際はじめのころは、大人デート(子供なしの2人でデートすること)が多いと思います。男性にはシンママの女性的な印象が残りますが、子供と接する機会があった際には、家庭があることを認識してもらわないといけません。
シングルマザーは、育児に仕事に忙しい毎日。常に綺麗でいられるとは限りません。そういった部分を踏まえて、あなたとの結婚を決意してくれる人でないと、将来的に関係性を維持するのが難しくなるでしょう。
たとえ前の夫が100%悪くて離婚したとしても、自分にも良くない点があったということを男性に話してください。同じ失敗を繰り返さないためにも、あらかじめ相手の男性に理解を求めることが大切です。つまり、あなたの良いところも悪いところも受け止めてくれる男性こそ、再婚相手にふさわしい人といえるでしょう。
離婚の原因は、男女いずれも「性格が合わない」が1位。これからの結婚生活、ましてや子供がいる状態でのスタートですから、2人の価値観が合っていることが再婚の大前提となります。付き合っている時は恋愛モードで突っ走ってしまうことも多いため、一度2人で話し合う時間をつくってみてください。
シングルマザーの恋愛はもはや一人のことでは無く、子供を含めた家族の問題というのが一番難しい部分。自分がいいなという気持ちになれる男性であっても、子供がその相手を父親と認められるかどうかは別の問題。また相手の男性にとっても、交際して彼氏になるのとは別に、その子供の父親になるという面もあります。
親同士の感情に、子供の気持ちがついていかず、結果的に家族としてうまくいかなかった、という例も聞く話です。
自分の気持ち、相手の気持ち、子供の気持ち、すべてがマッチしないと父・母・子供という関係性は成立しません。
離婚を経験しつらい気持ちなのは自分だけではなく、子供も同じ。むしろ、当事者同士は自分たちで決断をしたことなので納得も理解もできますが、多くの場合において子供は親同士のいざこざの被害者であることが多いのです。
交際相手としてだけではなく、家族として、親子として幸せに暮らせるかどうか、とても大事なポイントです。
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