30代は離婚率がいちばん高い年代。それだけ30代のバツイチさんが多いということになります。恋愛事情も気になりますが、女性の場合は子供が欲しいかどうかによって、婚活のタイミングも変わってくるはず。男性の場合は「しばらく独身を楽しみたい」と考える方も。厚労省や大手結婚相談所などから発表されているデータを交え、30代の再婚について考えてみたいと思います。
【目次】
厚生労働省の人口動態統計(2015年版)から、離婚率と件数をリサーチしてみました。
男性も女性も、20代後半より30代のほうが離婚数、離婚率いずれも高いことが分かります。男性は30代後半の方が、女性は30代前半のほうが離婚しているケースが多いようです。上の表にはありませんが、夫と妻の年齢が同年代であるほど離婚数が多いというデータもあります。
同じく人口動態統計の2015年調査結果から、年代別の再婚件数を見ていきましょう。再婚率は掲出されていませんでしたので、後ほど推算してみることにします。
男性女性いずれも、相当数の再婚件数であることがわかります。女性にいたっては、離婚件数の約半分が再婚件数という数字。これをグラフにまとめると以下のようになります。
離婚した人が全員再婚するということはありませんが、同年代で比較するとかなりの人数が再婚していることが分かります。結婚相談所のオーネットが発表したデータによると、1年間に成婚した2,333組のうち、684組(約3割)が再婚カップルなのだそう。ちなみに、30代会員の4人に1人はバツイチなのだとか。結婚相談所は高い成婚率が特徴ですので、約3割というのも納得です。
今は離婚者への偏見もないですし、晩婚化も手伝って30代の再婚はごくあたり前のことといえるでしょう。
今では30代の結婚が普通になっています。女性の平均結婚年齢は、全国平均で29.4歳(東京だと30.5歳)。それでも世間的に30代女性の再婚は厳しいといわれているのが現実です。「わたしはまだ焦らなくても大丈夫」なんて言ってると、あっという間に40代になってしまいます。
「婚活してるけど、ぜんぜんうまくいかなくて困ってる。ちょっと疲れてきちゃった。」と、つぶやく人の多くが20代女性と同じ市場で勝負してしまっているのです。まず、どれだけ女磨きをして女子力をアップさせたとしても、30代であることに変わりはありません。男性は、パッと見キレイな30代よりも、普通の容姿の20代を選びます。これだけは動かしようのない事実。20代女性が集まるところで婚活しても再婚できません。
若作りはやめて、落ち着きのある清楚系女子を目指してください。狙うべきは年上女性が好きな20代後半の男性。実は、年上好きの男性はかなりの数が存在し、それも5歳くらいの年上がベストとされています。26~29歳の男性から見れば、30代の女性はとても魅力的に映るのです。
離婚は、結婚よりずっとたくさんのエネルギーを使います。精神的にも厳しい日々が続くことがあるため、自分自身の心が穏やかになってから婚活を始めてくださいね。
世の中にはいろんな婚活方法がありますけど、結婚相手とは外で出会うのが理想ですよね。
再婚した女性1,047人に聞いたアンケートでは、再婚のきっかけの1位が「会社関係」でした。
外に出て働くことで、自分の世界を広げることができます。結果として新しい出会いが増えるということです。ここでポイントになるのが、相手探しを一番の目的にしないこと。離婚したばかりだと、なにごとにもネガティブになってしまうと思います。自分の世界に引き込むことを防ぐ意味でも、外に出て働くことは自分のためになると考えましょう。
離婚への偏見は少なくなりましたが、ふとした瞬間に傷つくこともあると思います。結婚に失敗したという過去は、誰でもすぐに忘れられることではありません。でも、いつまでも引きずっている場合ではありません。男性が見たとき、ふさぎ込んで滅入っているバツイチ女性ほど気を使う存在はありません。このような状態では、再婚への道は狭くなってしまいます。むしろ、離婚という事実を受け止めて、元気に強く生きる女性はとっても魅力的。30代で離婚を経験していて、ハツラツと仕事に打ち込む女性を見ると、20代男性の多くは憧れに近い感情を抱くものです。
とはいっても、辛いできごとを無かったことにするのは難しいもの。離婚を引きずらないためのコツとしては、前の夫(妻)が悪かったとしても、少しは自分にも非があったと考えるということです。例えば夫の浮気が原因で離婚したとしても「こんな夫を結婚相手として認めた自分がいけなかった。あの時は幼かったのかも」と。これは再婚できる人に共通することで、2人とも原因があったと考えられると、心に余裕ができます。「あの夫が全部悪い。あいつのせいでひどいめにあった」と考えていると、いつまでも心が平穏になりません。心に余裕を持つことが、結果として離婚という過去に縛られることなく生きるためのコツなのです。
初婚ならともかく、30代バツイチでの婚活に不安を感じる女性はたくさんいます。でも、再婚している女性もたくさんいます。人それぞれの事情と想いが交じり合い、今という結果に行きついたのです。何名かの婚活・再婚体験談を見てみましょう。
バツイチさんが再婚する時のキッカケは、会社関係や知り合いからの紹介が多いです。でも、職場に出会いがなく紹介も期待できないなら、やはり婚活サービスの利用が再婚への近道となります。30代は20代よりも狙える市場が狭くなりがちなため、自然な出会いよりも婚活サービスを使うべきです。
上にある出会いのキッカケランキングでもあるとおり、職場関係や知り合いからの紹介を除くと結婚相談所や婚活パーティーなどがいいでしょう。
アプリなどもありますが、本気度と言う意味では低いでしょう。
結婚相談所と婚活パーティーは、利用する側のスペックやスキルが大きく異なってきます。自分に合った婚活方法を選択しないと、かえって多くの時間と料金が必要となるので注意してください。
まだまだ独身のまま自由な恋愛を楽しみたい…30代前半の男性であれば、あまり急いで再婚したいと思う人はいないと思います。バツイチ男性は20代の女性にモテる、という話もありますのでなおさらですね。でも、女性の場合はそんなにのん気なことは言っていられないかもしれません。もしも再婚相手との間に子供が欲しいと思うのであれば、出産適齢期とご自分の年齢のことを考えなければいけないからです。女性特有のタイムリミット、これは無視できない問題です。
そんな方にはやはり、結婚相談所を選んでほしいと思います。なかでも30代以降の会員が多い結婚相談所がおすすめです。なぜなら、20代の若い男女の場合は初婚の方を優先する傾向があるため、バツイチの方には少し不利だからです。30~40代の会員が多ければ、それだけバツイチさんOKというパートナーが見つかる可能性も高まります。離婚経験者というコンプレックスがあるという方は、数多くの再婚をプロデュースしてきたプロの意見に耳を傾ける
のがいちばんの近道。
婚活パーティーの花形といえる30代。結婚相談所に行くほどはっきりと結婚のビジョンがあるわけではないけれど、それでもそう遠くないうちに結婚したい…という少しお気楽な感じの婚活者と恋活者たちが参加しています。最近は年代を細かく区切ったものや条件を絞り込んだもの、イベント性の高い大規模な婚活パーティーなどバリエーションも豊富。
30代のバツイチさんにおすすめなのは、「バツイチ限定・バツイチ理解者限定」の婚活パーティー。年齢だけの条件で参加した場合、たとえカップルになれたとしても、バツイチであることをいつ相手に伝えたらいいか悩むところですが、「バツイチでもOKですよ」と第一関門をクリアしているので余計な心配は無用。あまり高額なものはありませんので、バツイチ婚活のトライアルとして気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
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